自社持ち物件 ボロ戸建再生計画!?
自社購入したボロボロの戸建てを生まれ変わらせて賃貸へ
はじめに
最近、自社で購入した中古の戸建て住宅がいかにして生まれ変わり、安心安全に家族が暮らせる賃貸物件へと変貌を遂げたのかをお伝えしたいと思います。このプロジェクトは、ただ単に物件を改修するだけでなく、生活の質を向上させ、賃貸としての価値を高めるための挑戦でした。以下では、具体的な改修内容やその過程を詳しく紹介します。
1. 購入した物件の現状
購入した戸建ては、外観こそ味わいがあるものの、内部はかなりの劣化が見られました。特に、家の傾きが目立ち、床が軋む音がするなど、住むには不安を感じる状態でした。また、キッチンや風呂、トイレ、洗面所といった水回りの設備も古く、使用するのがためらわれるような状態でした。さらに、床には腐食が見られ、根太の部分も傷んでいたため、早急な改修が必要でした。
2. 家の傾きを直す
まず最初に取り組んだのは、家の傾きを直すことでした。傾きが原因で生じる亀裂や隙間は、放置するとさらに悪化し、最終的には大きな問題を引き起こしかねません。専門の業者を呼び、基礎の補強や調整を行いました。これにより、物件全体の安定性が向上し、次の工程へと進む準備が整いました。
3. 水回りの全面交換
家の基礎が安定したところで、次に取り組んだのはキッチン、風呂、トイレ、洗面所の交換です。これらの水回りは、家族が日常的に利用する場所であり、快適さと機能性が求められます。
- キッチン: 新しいキッチンは、スタイリッシュでありながら使い勝手を重視した設計にしました。収納スペースを増やし、調理がしやすいレイアウトを採用しました。また、最新の調理機器を導入し、家族が集まる場所としての役割を果たせるようにしました。
- 風呂: 風呂はリラックスできる空間にするため、広々としたユニットバスを設置しました。浴槽は肩まで浸かれる深さにし、クッション性のある素材を使用しました。さらに、照明を工夫し、落ち着いた雰囲気を演出しました。
- トイレ: トイレも最新の機能を備えたものに交換しました。自動洗浄機能や暖房便座を導入し、快適性を追求しました。また、デザイン性にもこだわり、清潔感のある空間を作り上げました。
- 洗面所: 洗面所も同様に、収納力を高めつつ、使いやすさを考慮したデザインにしました。鏡の背面には収納スペースを設け、洗面周りがすっきりと片付くよう配慮しました。
4. 腐った床の更新
水回りの改修が終わった次は、腐った床の更新です。根太からの交換を行い、しっかりとした基礎を築き直しました。これにより、耐久性が向上し、家全体の安全性が確保されました。床材には、見た目も美しく、メンテナンスが容易な素材を選びました。これにより、家全体が明るく、清潔感のある雰囲気に生まれ変わりました。
5. 仕上げと内装
改修工事の最後は、内装の仕上げです。クロス貼り替えや床の仕上げ材を選び、全体のトーンを統一しました。明るい色合いを選ぶことで、部屋が広く感じられるよう配慮しました。また、窓の改修を行い、断熱性や防音性を向上させ、快適な住環境を整えました。
まとめ
以上のプロセスを経て、自社で購入したボロボロの戸建ては、安心安全に家族が暮らせる賃貸物件へと生まれ変わりました。この改修プロジェクトは、ただ単に物件の価値を高めるだけでなく、未来の入居者にとっても快適な住環境を提供することを目指したものです。これからも、この物件が多くの家族の思い出を育む場所となることを願っています。





